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入札ブログ開設のご挨拶と「入札とは」

入札ブログ開設のご挨拶と「入札とは」

皆様!お世話になっております。株式会社ホットプラスの八木と申します!

この度はホットプラスの入札ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます!

このブログでは、官公庁をはじめとした【入札市場】に関する情報、最新の入札に関する傾向と対策、実際に落札する為のコツや落札の事例などを読みやすいブログ形式に取りまとめてご紹介いたします。

先ずは、ブログ開設のご挨拶と並びまして、【入札】とは何なのかを簡単にご紹介したいと思います。

入札と聞くと、「オークション」や市場の「せり」等を想像する方も多いのではないでしょうか。

今回お話する【入札】とは、一般的な「オークション」や「せり」とは違います。

大きく分類すると「国」や「地方自治体」等の行政機関が発注する「仕事」の事だと考えて頂くとわかりやすいです。

 

例えば、私たちが何か買い物をするときには、コンビニやスーパー、ネットショップなどで気に入った商品を「自分の判断」で購入することができます。

部屋の壁紙を替えたり、洋服のクリーニングを頼む際にも、自分が気に入った業者に頼むことができます。

「自分のお金だから自由に使える」これはあたり前のことですが、入札ではそうではありません。

どういうことかと言うと、「国」や「地方自治体」が使うお金は、個人の資産ではなく私たち国民の「税金」です。自分のお金ではなく公的なお金となるため、行政の担当者は自由に使うことができません。

 

例えば、公共機関の人間が税金を使ってエステや旅行に行ったり、自分の友人や親戚に通常よりも高い金額で仕事を発注したら「私たちが治めた税金を使って、何をしているんだー!」と大問題になりますよね。

 

そこで問題にならないために、「国」や「地方自治体」は「公平かつ適正」なお金の使い方をしなければなりません。

ここで使われるお仕事の発注方法が【入札】です。

「公平かつ適正」にお金を使うために、【入札】にはいくつかの特徴がありますが、今回は主なものを2つご紹介します。

 

先ず1つ目は「競争」です。

入札では、気に入った業者にお仕事を発注するのではなく、公平な競争によって、一番適正な業者を選定します。

最も一般的な方法だと、単純な価格勝負。基本的に一番安い業者にお仕事を受注します。

この「競争」では、入札の参加資格を持っている業者が公平に審査されるので、大企業と個人事業主が勝負したとしても平等に審査されます。

 

また、競争をすることによって、適正な条件で仕事を発注することができます。

価格の一番安い業者、もしくはその他の条件に「最もあてはまる業者」が落札するので、概ね適正であると言えます。※入札には価格以外で決定する場合もあります。

 

2つ目の特徴が「募集」です。

入札では基本的に行政機関が自分たちで業者を選んで集めるのではなく、入札参加資格を持っている業者を公に「募集」します。

 

私たちがお金を使う場合には自分の意志で決定するので、能動的に業者を選べます。

ただし、その場合には気に入った業者や仲のいい友人、親戚にお仕事を発注することができるため、公平ではありません。

もし競争をおこなったとしても、自分の利害関係や感情を取り入れた決定となってしまいます。

その点、行政機関では、資格を持っている業者を広く募集し、競争においても規定に則って自動的に業者が決定するため、あくまで受動的な決定となります。

 

利害関係のある業者に決定しない為に、入札資格を持っている業者を含め世間一般にオープンに開示されています。

 

ちなみに、入札の募集要綱を「入札公告」と呼びますが、実は入札のお仕事とは公に告知されています。

この「入札広告」を見て、入札参加資格を持っている業者が参加するという、あくまでも受動的な形式を取っています。

 

では【入札】にはどんなお仕事があるのか、具体的な「国」や「地方自治体」等のお仕事に関して、次のブログでご紹介したいと思います。

入札ブログをご覧頂きましてありがとうございました。

また今後とも、宜しくお願いします!

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